さて皆様お久しぶりです。あでのいです。
シン・ゴジラの記事がブクマ数でGレコ記事を越えたことにより、ブログの人気記事ツートップが富野と無関係になってしまったので、そろそろ気合入れて長めの富野記事も書いておこうと思った次第であります。
富野アニメを「富野由悠季(喜幸)監督作品」と定義すると、その作品総数は以下のようになります。
TVシリーズ 19作品
劇場アニメ 11作品
OVA 2作品
計32作。そしてその内で「ロボットアニメ」と分類できる作品は29作。非ロボットアニメはわずか3作のみであり、その内、全編通して監督したTVシリーズは原作付きの「海のトリトン」のみ。あとは途中交代で後半のみ監督した「ラ・セーヌの星」、3話限りのOVA作品である「ガーゼィの翼」のみです。つまり、(今更のようではありますが)富野アニメはその大部分がロボットアニメであり、富野アニメについて語ることはロボットアニメについて語ることと半ば同義と言えるわけです。
という訳で今回は、富野アニメにおいてロボットが、すなわち「巨大な人型の乗り物」がどのように描写・演出されてきたかについて、時系列を追いつつ語ってみようと思います。
※先に注意しておきます。長いです。相当長いです。これとほぼ同じ内容の話を、今年の10月30日に開催される富野監督作品オンリー同人誌即売会トミケット4にて、壇上でスライド発表する予定ですので、「興味はあるけど長い文章読んでらんない」という人はトミケット4に参加すると良いと思います。今ならまだサークル参加も受付中だそうです。(宣伝)
「長くても大丈夫。読む」と言ってくださる方は以下どうぞ。